韓国ドラマ『ブラームスは好きですか?』を見るとブラームスに興味が沸きます。
作中では
この3人がそれぞれブラームス、シューマン、クララに例えられています。
男女3人の友情、恋心…
複雑な関係の中で数々の素晴らしい作品が誕生しました。
今回はブラームス、シューマン、クララについて詳しく調べてみました。
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ブラームスとは?
ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms)はドイツの作曲家。
1833年5月7日にハンブルクで生まれました。
63歳で亡くなるまでに120以上の作品を作曲したといわれています。
作曲以外にも指揮者やピアニストとしても活躍し、表現力の深さが評価されています。
シューマン夫妻との関係
ブラームスとシューマン&クララ夫妻の関係は少し複雑です。
元々男2人と女1人の友情で結ばれていた3人ですが、シューマンはクララと結婚します。
しかし、ブラームスはクララに好意を寄せており、クララもまたブラームスを大切に思っていました。
2人が友達以上の関係になったかどうかは不明ですが、二人が結ばれることはありませんでした。
クララの夫となったシューマンは長年精神疾患に苦しみ、1854年には川に飛び込み命を絶とうとします。
数年後シューマンは亡くなり、彼の死後、古くからの友人であるブラームスはクララを支えました。
クララはピアニストとして成功し、ブラームスもまた作曲家として広く知られるようになりました。
このような3人の関係性は音楽史においても注目されています。
遅咲きのブラームス
交響曲、ピアノ協奏曲、歌曲集などで知られるシューマンは、遅咲きの作曲家として知られています。
初の交響曲を完成させるのに時間がかかり、交響曲第1番を作曲したのは40歳ごろなのだとか。
期待を背負いながら作曲を行ったといわれています。
ピアノ愛好者として知られるブラームス
ブラームスはピアノのための作品を生み出しました。
彼の作品には、ピアノ協奏曲やピアノソナタが多数含まれます。
「三大B」の1人
・ヨハン・セバスチャン・バッハ
・ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
・ヨハネス・ブラームス
ブラームスは、バッハやベートーベンと並び西洋音楽史において最も重要な作曲家の1人とされています。
ハンガリー好きのブラームス
ブラームスはハンガリーの民族音楽に興味を持っていたそうです。
彼の作品にはその影響を受けた作品も多くあります。
「ハンガリア舞曲」や「ハンガリア風狂詩曲」などがその代表例です。
交響曲第3番
交響曲第3番は、ブラームスとクララ&シューマン夫妻の複雑な感情が込められています。
ブラームスが公言したわけではありませんが、ブラームスとクララの関係が反映されている曲として知られています。
慎重で完璧主義だったブラームス
ブラームスは自分の作品に対して非常に慎重でした。
未完成や不完全なものを公にすることを嫌い、完璧主義者だったことが分かります。
そのため、彼の作品は非常に練り込まれていると言えます。
さまざまな楽器のための作品
ブラームスはさまざまな楽器のために作曲しました。
例えば、クラリネット、ヴァイオリン、チェロなど。
あらゆる楽器編成の室内楽曲があります。
胃腸に問題があったブラームス
シューマンは精神疾患を患っていましたが、ブラームスは生涯にわたり胃腸に問題を抱えていました。
これが彼の生活に影響を与えました。
ブラームス最後の作品
「交響曲第4番」が最後の交響曲。
作品を完成させた後、作曲から引退しました。
これは1896年のことでした。
まとめ
今回は『ブラームスは好きですか?』にて触れられているブラームスについて調査しました。
シューマン&クララ夫妻との関係や、彼の音楽の功績についてお分かりいただけたでしょうか?
・ソンア、ミンソン、ドンユン
・ジュニョン、ヒョノ、ジョンギョン